製法へのこだわり
商品の大枠は見えたのですが、ヤマサ醤油という会社に所属する以上、勝手に調味料を作ることはできません。
まずは会社を説得しなければならなかったんです。
ヤマサ醤油の新製品開発チームに所属する味づくりのメンバーに、キャンプやInstagramの活動のことを話し、
『キャンプに合うガーリックライスの素を作りたい!』と思いの丈をぶつけてみたんです。
そうしたらなんと!会社としても公式に認められていない案件にも関わらず、
『思いは分かったから試作してみよう!』と動いてくれたんです(涙)。
味作りのスペシャリスト、南條くん
会社としても公式に認められていない案件にも関わらず、
想いは分かったから試作だけは先にしてみよう!と動いてくれたのが、ヤマサ醤油の新製品開発チームでした。
メインの試作担当になってくれた南條君はキャンプのシーンを知るためにキャンプを一緒にしてくれたり、食材の美味しさを知るために一緒に青森のよしだやさんで畑作業をしたり、ただの味の追求ではなく、本当に必要とされる美味しさと特長は何だろうかと、真剣に一緒に考えてくれました。
そして、ガーリックライスも何百回も作っては試食を繰り返してくれました。
にんにく料理のプロにも協力を仰ぐ
にんにく料理の美味しさはプロに聞くのが1番早いと思い、中野にあるにんにく料理の専門店「The Galic Nakano 」に通い詰め、オーナーシェフの中山さんに思い切って自分の活動を報告してみたのです。
「ガーリックライスを極めたい」から何とか味をみてもらいたいとダメ元でお願いしたところ、快く承諾してくださいました。
そして、実際に南條くんや開発チームと何度もお店に伺い試作品の味をみてもらい、「味のパンチの強弱」「油の使い方」「スパイシーさ」の必要性を指摘してもらいブラッシュアップを重ねていきました。
最後の美味しい試作品ができた時に、 THEGARLICNAKANOのお店のメンバー全員がジブンゴトのように喜んでくれたことが忘れられません。
このにんにくの魅力を最大限引き出すために
G飯の素につかっている素材は、にんにく、ワイン、たまねぎ、黒こしょう、バター、しょうゆもろみなのですが、実はキャンプで一緒に食べるお肉に着目し、お肉と相性のよい素材を使っています。
中でも一番重要だったのは、もちろん「にんにく」です。
『にんにくが多いだけでは面白くないし、にんにくをどうやって活かせばおいしいガーリックライスが作れるのか?』
非常に悩みました。
青森にあるよしだやさんのにんにくは、糖度も高く香りが非常に強いんです。
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・生のにんにくのフレッシュな香り
・火を通した時の食欲をそそるあの邪悪な香り(笑)
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これらのにんにくの香りをどう使うべきなのか?
試行錯誤した結果、刻み方と加熱方法を変えて調理したにんにくを組み合わせることで、芳醇な香りと豊かな味わいを表現することができました。
そして、あの背徳感の秘密は、たっぷりの「オイル」にあったんです笑。オイルをベースにバターを加えたことで、コクのある味に香りの奥行きがうまれ、あのワイルドでジャンキーで濃厚で美味しい“G飯の素”になりました!
僕の一つの淡い夢から、たくさんの方がその夢に共感してくれて、 ”この指とまれ”で集まってくれたからこそ実現に至ったと、強く感じています。
ぜひ、皆さんのキャンプライフが笑顔で溢れるものになりますよう、そんな願いを込めて開発しました。
キャンプ飯の極み、絶品ガーリックライス「G飯の素」。
ぜひご堪能ください!
音まで美味しい🎵G飯コンセプトムービーです。サウンドONで聞いてみてくださいね!